地域の食材を前面に押し出しながらも、観光や車文化と組み合わせることで「ご当地グルメ以上の存在」に成長している点が参考になります。
継続的な支持につながる好例だと感じました。
「よもや蓬がカフェメニュー 抹茶に続け新フレーバー」 ― (9/8日経MJ引用)
東京・代官山と広尾に「THE YOMOGI STAND」が今夏相次ぎオープンしました。阿蘇薬草園と提携し、専用に育てたヨモギを発酵・焙煎してパウダー化し商品に活用しています。香りや味わいの違いを訴求し、韓国でZ世代を中心に人気の“草本系スイーツ”トレンドが日本にも波及。実際に新大久保エリアでは韓国カフェ文化を背景にヨモギドリンクやスイーツが目立ってきており韓国Z世代人気が日本にも波及しています。
韓国の流行は日本でも人気を伴って広がっています。飲食にとどまらず、「海外での盛り上がりをどう日本の色や物にするか」が参考になりそうです。
東西線門前仲町駅2番出口から徒歩2分にある弊社の管理物件より“横浜家系ラーメン野中屋十代目”がオープンしました‼
暑すぎてキャラまで日焼け グッズはほぼ完売 (日経MJ8月27日引用)
猛暑が続く今年の夏、キャラクター界では意外なトレンドが生まれています。日焼けしたキャラクターのグッズが次々と完売し、消費者の心をつかんでいます。サンリオは9年ぶりに日焼けバージョンを復活させたところ、2週間ほどでほぼ完売。原宿の「ちいかわ」ショップでは、日焼けしたパンを求め開店前から行列ができています。また、沖縄では日焼けキャラ限定のTシャツが売上を伸ばしています。
このブームの背景には、昨年の「平成レトロブーム」があり、企画担当者によると、日焼けしたキティは一部のファンに「ギャルキティ」と呼ばれ、ギャル文化を象徴する存在として支持されているとのこと。ファンが「使命感」を持ってグッズを集めることもあるほどです。
猛暑という逆境がキャラクターに新たな魅力を与え、消費者の共感を呼んでいるようです。顧客の視点を捉え、常識にとらわれない発想が重要であることを示唆しています。
都営大江戸線『練馬駅』徒歩5分 1階 路面店
ラーメンの居抜き物件の募集です。
9.72坪(32.16㎡)重飲食可能な物件となります。
ご興味のある方は、お気軽にご連絡下さい!
コンビニ“うちだけ商品”磨く 固定ファン増やす新戦力に(日経MJ8/20日引用)
コンビニ各社が店舗ごとのオリジナル商品や地域限定商品の開発を強化しています。
標準化された商品だけでなく、その店舗ならではの商品を提供することで、来店客の関心を高め、固定ファンを獲得する狙いです。地域の食材や地域特性に合わせた限定商品は、SNSでの拡散や話題化にもつながり、集客の新しい柱として注目されています。ローソンでは冷凍パンや「からあげくん」といった店内調理商品を磨き上げ、集客力の底上げにつなげています。一方、ファミリーマートでは、これまで外出先の緊急需要にとどまっていたコンビニ衣料の価値を見直し、ファッションデザイナーとの共同開発により今治タオルや下着、靴下などラインアップを拡充しました。お得さやわくわく感を喚起するキャンペーンと組み合わせ、独自商品が固定ファンづくりの新たな柱となっています。
標準化された商品だけでなく、独自性を前面に打ち出した商品開発が集客やファン化につながる好例です。飲食店や物件運営でも、「ここでしか買えない物」を提供することが、リピート客やブランド支持を高めるポイントになりそうです。
淡路島バーガー全国区へ(日経MJ8/20引用)
兵庫県・淡路島の食材を使ったご当地バーガー「淡路島バーガー」が全国に拡大しています。
現在は東京・高円寺店を含め 44店舗 に達し、看板商品は 淡路島産の玉ねぎを丸ごと1個使った、直径16㎝超の映えるバーガーです。
淡路島は鉄道がなく車移動が主流で、観光客がドライブで訪れるスタイルとも親和性が高いことが支持を集めています。
「特産食材」「車文化」という地域文化との調和が躍進の要因とされています。
ブラジルでラーメン「脱高級」-新ブランドで攻勢1杯1000円(日経MJ 2024年8月4日号より引用)
味噌ラーメン専門店「田所商店」などを展開するトライ・インターナショナルが、南米市場への本格進出を進めています。ブラジル・サンパウロに新ブランド「SORA(空)」を立ち上げ、現地調達によって価格を抑えたラーメンの提供を開始しました。従来は日本からの冷凍輸送で1杯1500~2000円相当と現地では高級食となっていましたが、それでも富裕層に支持され「日本直送の味噌」を売りにし人気を得ています。サンパウロでは2店舗のチェーン展開をしていますが、国内外でトップクラスの売上高を誇っています。この価格を抑えた新ブランドの展開により高級食品だったラーメンをより広い層にも普及していきたいという思いが込められておりさらに加速する見通しです。
海外でのラーメンは高級料理という位置づけが定着していましたが、そのイメージを崩す動きは非常に興味深いです。軸をぶらさずに、「現地の日常食としてのポジションを獲得する戦略」は、海外展開のモデルケースとなりそうです。
8月4日放送の ytv「す・またん!ZIP!」
発見!お出かけ&グルメ「出来たてレストラン #11」にて、ビフストマニアが紹介されました!
放送直後から多くのお客様にご来店いただき、店内は行列ができるほどの大盛況となっております。誠にありがとうございます!
ぜひ船場センタービルにお越しの際は、A5ランクの牛肉を贅沢に使用したビーフストロガノフをお試しください。
「ミスド『もちゅりん』行列、SNSで人気拡大」(日経MJ7/28より引用)
行列してまでも食べたいと話題になっているのは、ミスタードーナツが創業55周年を記念して6月4日から販売を始めた新商品「もちゅりん」。SNSでは「もっちゅりんとしか言いようがない」と新感覚を伝える投稿が連日バズり、それが翌日の集客につながるという“人気の連鎖”を生み出しています。かつては「100円セール」で行列を作ったものの、低価格イメージが定着し、結果として売上悪化につながった過去も。しかしその後は、新製法を取り入れた「クレームブリュレドーナツ」のヒットをきっかけに、100円セール廃止→高価格帯商品開発へと舵を切りました。
現在のミスタードーナツは、新商品が出るたびにSNSで「食べてみた」報告が拡散され、来店意欲を高める好循環が形成され結果として値上げしても売れる“強いミスド”へと成長しています。
SNSを通じた話題づくりはもちろんですが、やはり根本にあるのは新商品の開発力と、高価格帯でも支持される“ブランド力”。長く支持される理由は、価格以上の価値を提供できる仕組みにあると感じてい
ます。
「古いものが再評価、面白い」日経MJ 2025年7月25日
平成レトロブーム、ファッションや飲食にも再評価され始め、平成時代の流行やカルチャーが、若年層を中心に再評価される動きが広がっています。たまごっちやキャラクター商品、アナログレコードなどが人気を集め、ファッションや音楽業界でも「平成レトロ」の要素を取り入れた商品が再び注目を浴びています。
古いものに新たに価値が生まれるトレンドは、商品企画や店舗演出においても大きなヒントになりそうです。懐かしさと今っぽさの掛け合わせが鍵になりそうです。